シンクロニーが大幅高 同社にとっては大きな1日に=米国株個別
消費者金融のシンクロニー・フィナンシャルが商いを伴って大幅高。10-12月期決算で1株利益が予想を上回ったことや、ウォルマートのサムズクラブとのカード提携を復活させたことが材料視されている。ウォルマートに対する90億ドルの債権をキャピタル・ワンに売却することで合意した。
ウォルマートは昨年起こした訴訟を取り下げることで合意している。それによりシンクロニーはアマゾンとの提携を更新し、更に、同社のケアクレジット・カードのネットワークが、ウォルグリーンにまで拡大している。同社にとっては大きな1日となった。
一方、キャピタル・ワンは決算が弱かったほか、ウォルマートに対する債権の購入が高過ぎるおとの批判も出ており、株価は大きく下落。
(NY時間13:58)
シンクロニー 28.98(+2.43 +9.15%)
キャピタル・ワン 78.98(-4.43 -5.31%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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