【東京市場】仲値後に値を落とし、その後108円が重く
前日の海外市場でのドル安円高基調が、東京朝に強まる形で108円をしっかり割り込み、その後は108円ちょうど近辺が戻りを抑える格好となった。これまでの円安の調整が入ったほか、NY市場午後のFOMC議事録での慎重な姿勢や、トランプ米大統領と米野党民主党との対立姿勢などがドル売り円買いを誘った。
ドル円は108円台をしっかり割り込み、一時107.82近辺まで。昨日のNY市場夕方に108円割れを付けた後の調整で、朝方108円26銭近辺まで値を戻していたが、その後はドル売り円買いが優勢に。
米中の通商摩擦交渉進展期待もあり、中国買いの動きが堅調に。ドル人民元は昨年8月の安値を割り込み、6.8180近辺から6.78台まで値を落とす格好となった。下げて始まっていた上海総合がプラスに転じるなど、中国買いの動きが優勢に。
minkabuPRESS編集部山岡和雅