ベストバイは下げ渋る 影響は思ったほど大きくはないとの指摘=米国株個別
アップルの売上高の下方修正で米家電販売大手のベストバイの株価も軟調に推移。連想売りと思われるが、しかしアナリストからは、アイフォーン減速の影響は思ったほど大きくはない可能性も指摘されている。ベストバイでのアップル製品の売上高は昨年度の時点で全体の18%を占めていたが、そのうち、アイフォーンは6%、アイフォーン以外が12%となっており、アイフォーン以外のほうが多いという。
なお、11-1月期のアップル製品の販売の伸びは5%から7%増を見込むが、将来的にはアイフォーンの販売は、横ばいから下振れる可能性があるとも指摘した。
株価は寄り付きこそ大幅安で始まったものの、売りが一巡すると前日付近まで買い戻されている。
(NY時間11:32)
ベストバイ 53.28(-0.32 -0.60%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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