ナイキが大幅高 北米と中華圏の販売が好調=ダウ採用銘柄
ナイキが大幅高となっておりダウ平均をサポートしている。前日引け後に決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。重要な地域である北米と中華圏の販売が好調で、北米では3四半期連続の成長となっている。物議を醸したNFLのサンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)から活動家に転じたキャパニック氏を起用した広告は当初、投資家の不安感を強めていたが、最終的には顧客の関心を高めたとしている。
同社にとって利益率が最も高い中国も好調で、貿易問題の影響を払拭する結果となった。
(9-11月・第3四半期)
・1株利益:0.52ドル(予想:0.46ドル)
・売上高:93.7億ドル(予想:91.7億ドル)
北米:37.8億ドル(予想:37.0億ドル)
欧州・中東・アフリカ:23.1億ドル(予想:22.6億ドル)
大中華圏:15.4億ドル(予想:14.3億ドル)
アジア太平洋・南米:13.0億ドル(予想:13.3億ドル)
・粗利益率:43.8%(予想:43.5%)
・実効税率:15%
(NY時間10:38)
ナイキ 73.63(+6.10 +8.84%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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