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ダウ平均は反落の一方、ナスダックは反発 アップルが決算受け下落=米国株概況

株式 

NY株式3日(NY時間16:22)(日本時間06:22)
ダウ平均   51786.72(-197.26 -0.38%)
S&P500    7568.92(+27.52 +0.36%)
ナスダック   25372.01(+207.65 +0.83%)
CME日経平均先物 63130(大証終比:-130 -0.21%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は反落の一方、ナスダックは反発。米中間選挙の投開票を控え、投資家はリスク資産を積み増すことに慎重姿勢を示す中、IT・ハイテク株が買い戻されていた。

 ダウ平均については、決算を受けてアップル<AAPL>が下落したことが圧迫。一方、ナスダックについては、前日下落していた半導体株に買い戻しが入り、アップルの影響を相殺。

 アップルについては、決算説明会で年末商戦期にあたる10-12月期(第1四半期)の売上高見通しを7-10%増と発表。予想を上回る内容ではあったものの、ここ数カ月の株価上昇で高まっていた投資家の期待には不十分だったようだ。ただ、今回の押し目は絶好の買い場との指摘も出ていた。

 一方、米中間選挙だが、世論調査では下院が民主党が多数派を奪還し、上院は拮抗といった情勢。米大手銀のトレーディング部門は米中間選挙を受けた米株式市場のシナリオについて、以下のように予想している。

 民主党が上下両院で多数派を獲得するブルーウェーブになった場合、S&P500は0.25%の下落から0.5%上昇を予想し、その実現確率は66%。

 民主党が下院、共和党が上院を制した場合は0.5ー1%の上昇を予想し、実現確率は26%。

 共和党が上下両院を制する「レッドウェーブ」の場合は1ー1.25%上昇し、実現確率は7%。

 共和党が下院、民主党が上院を制する場合は0.25ー0.75%上昇、実現確率は1%。

 また、一部からは「市場は米中間選挙を前に非常に慎重になっているが、歴史的に見ると、S&P500は選挙後に上昇基調を再開する傾向があり、ファンダメンタルズも依然として極めて堅調。まずは選挙というイベントを通過する必要がある」との楽観的なコメントも聞かれる。なお、州で集計方法が違うことから、情勢が完全に確定するには数日かかる可能性。

 パランティア<PLTR>が好決算も下落。同社は第4四半期の売上高見通しは予想を上回ったものの、前四半期比から伸びが第3四半期から大きく鈍化する見通しを示したことが嫌気されている模様。

 フェラーリ<RACE>が決算を受け、NY市場で下落。通期見通しを上方修正したものの、予想とほぼ同水準に留まり、投資家の高い期待に届かなかったようだ。

 デュポン<DD>がきょう上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期見通しを上方修正した。

 半導体のオン・セミコンダクター<ON>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。第4四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る見通しを示した。同社はまた、次世代AIプロセッサー向け電力供給技術を強化するためにフェリック社を買収すると発表。

 日用品のクロロックス<CLX>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、コスト急増を受けて粗利益率が3年ぶりの低水準となったことから、粗利益率の見通しは引き下げた。

 燃料電池のブルーム・エナジー<BE>が上昇。カリフォルニア・リソーシズ<CRC>が、カリフォルニア州全域での脱炭素電力普及を推進するため、同社と覚書を締結したと発表したことを材料視。

 CVRエナジー<CVI>が大幅安。2024年10月以来の大幅な下落率となった。同社と既存株主が総額7億5000万ドルの株式売り出し計画を発表したことが嫌気された。

 半導体検査システムのエア・テスト・システムズ<AEHR>が決算を受け大幅高。売上高見通しを上方修正した。アナリストからも高評価

 製紙のグラフィック・パッケージング<GPK>が決算を受け大幅高。インフレ圧力が高止まりする中でも相対的に堅調な業績を確保した。

パランティア<PLTR> 175.40(-2.94 -1.65%)
フェラーリ<RACE> 414.77(+11.68 +2.90%)
デュポン<DD> 153.46(+12.16 +8.61%)
オン・セミ<ON> 72.60(+2.49 +3.55%)
クロロックス<CLX> 93.80(+3.90 +4.34%)
ブルーム・エナジー<BE> 214.01(+17.76 +9.05%)
CVRエナジー<CVI> 48.60(-7.32 -13.09%)
エア・テスト<AEHR> 65.11(+13.64 +26.50%)
グラフィック・パッケージング<GPK> 11.31(+1.98 +21.22%)

アップル<AAPL> 331.90(-6.42 -1.90%)
マイクロソフト<MSFT> 520.99(+13.87 +2.74%)
アマゾン<AMZN> 250.69(+5.06 +2.06%)
アルファベットC<GOOG> 278.27(+0.23 +0.08%)
アルファベットA<GOOGL> 280.03(+1.04 +0.37%)
テスラ<TSLA> 398.50(-5.32 -1.32%)
スペ-スX<SPCX> 141.31(+4.94 +3.62%)
メタ<META> 621.03(+14.30 +2.36%)
エヌビディア<NVDA> 206.69(+4.63 +2.29%)
AMD<AMD> 483.90(+17.06 +3.65%)
イーライリリー<LLY> 1409.38(-1.61 -0.11%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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