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ダウ平均は上昇 マイクロンの好決算もナスダック下落 資金シフトの動きも=米国株概況

株式 

NY株式25日(NY時間16:21)(日本時間05:21)
ダウ平均   51920.62(+71.72 +0.14%)
S&P500    7357.49(-0.73 -0.01%)
ナスダック   25358.61(-118.02 -0.46%)
CME日経平均先物 71420(大証終比:-1150 -1.61%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は上値は重くなったもののプラス圏で推移した一方、ナスダックは下落。前日引け後のマイクロン<MU>の決算がムードを高め、序盤のIT・ハイテク株は買い先行で始まったものの、マグニフィセント7を中心に戻り売り圧力が根強く、ナスダックは下げに転じた。

 半面、ダウ平均は上昇し、一時800ドル超の大幅高となる場面も見られていた。四半期末が接近する中、一部から指摘されていたことではあるが、良好な経済指標を受けて景気敏感株への資金シフトの動きが期待されている。

 具体的には銀行や小売、さらには一部の非成長型消費関連を支持する根拠が出始めているという。原油価格やディーゼル燃料の価格下落が持続すれば、景気敏感セクターは恩恵を受ける可能性があると指摘。エネルギー価格下落によってインフレ圧力が緩和され、市場がFRBについて、これまでの想定ほどタカ派ではなく、ややハト派寄りになる可能性を織り込み始めれば、銀行や小売、伝統的な消費関連には追い風となるとしている。

 なお、本日は産業やヘルスケア、素材などは上昇し、ダウ平均の上げをサポート。

 一方、マイクロンの決算は想定通りのビート&レイズ(足元もガイダンスも予想上回る)だったが、前日まではそれに市場がどう反応するかが注目されていた。ここ数日の急落で調整が完了していたのか、マイクロンは大幅高となり、他のメモリー半導体株もポジティブな反応を示した。AI関連への強気見通しを改めて裏付けたとの評価のようだ。

 ホルムズ海峡を通過する原油輸送量の増加で、原油相場が紛争前の水準まで戻っていることも市場心理を支えている。気掛かりなのはFRBの動向。取引開始前に5月のPCE価格指数が発表になっていたが、高インフレを示す内容ではあったものの、警戒したほどではなかったとの印象。短期金融市場でも利上げ期待が後退し、9月の利上げ確率は75%程度に低下している。

 クアルコム<QCOM>が上昇。前日に急成長するデータセンター向けAI半導体市場で、2029年度までに年間150億ドル超の売上高を見込むとの見通しを示した。

 金融サービスのジェフリーズ<JEF>が決算を受け大幅安。1株利益、経常収益とも予想を下回った。自動車部品メーカーのファースト・ブランズに投資していたポイント・ボニータ社から得られる手数料収入が減少したことが響いた。

 H.B.フラー<FUL>が下落。英創傷治癒用医療製品メーカーのアドバンスト・メディカル・ソリューションズ(AMS)を6億5900万ポンド(約8億6800万ドル)で買収することで合意した。

 アップル<AAPL>に売りが強まり、IT・ハイテク株の重石となった。Mac、iPad、ホームデバイス、ビジョンProの値上げという異例の措置に踏み切ったことが嫌気された模様。

 デル<DELL>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。割高なバリュエーションを理由に挙げている。

マイクロン<MU> 1213.56(+165.05 +15.74%)
サンディスク<SNDK> 2335.00(+420.54 +21.97%)
ウエスタンデジタル<WDC> 675.39(+31.56 +4.90%)
クアルコム<QCOM> 204.90(+7.49 +3.79%)
ジェフリーズ<JEF> 52.64(-5.30 -9.15%)
H.B.フラー<FUL> 61.95(-2.65 -4.10%)
デル<DELL> 409.45(-24.61 -5.67%)

アップル<AAPL> 275.15(-17.93 -6.12%)
マイクロソフト<MSFT> 352.83(-12.63 -3.46%)
アマゾン<AMZN> 227.01(-7.26 -3.10%)
アルファベットC<GOOG> 342.19(-2.85 -0.83%)
アルファベットA<GOOGL> 343.71(-1.58 -0.46%)
テスラ<TSLA> 375.12(-0.41 -0.11%)
スペ-スX<SPCX> 153.00(-1.54 -1.00%)
メタ<META> 542.87(-14.80 -2.65%)
エヌビディア<NVDA> 195.74(-3.26 -1.64%)
AMD<AMD> 532.57(+12.83 +2.47%)
イーライリリー<LLY> 1127.69(+10.43 +0.93%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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