ドル円156.30円台、日銀意見受けた円買い一服 政府慎重で利上げ確率高まらず
ドル円156.30円台、日銀意見受けた円買い一服 政府慎重で利上げ確率高まらず
日銀12月会合の主な意見は追加利上げに前向きな意見が目立った。
日本の実質政策金利は群を抜いて世界最低水準。
0.75%に引き上げた後も実質金利は大幅なマイナス。
ビハインドザカーブになることを回避すべく着実な利上げが望ましい。
これまでの利上げで経済物価への影響ほとんどない、中立金利水準までかなりの距離がある。
ややタカ派な意見が目立ったことから、一時円買いが進みドル円は156.06円まで下落した。ただ、政府は慎重な姿勢を示している。
内閣府から「設備投資や企業収益等の今後の動向を十分注視する必要がある」との意見が出た。そのため日銀の早期利上げ確率は高まっていない。
執筆者 : MINKABU PRESS
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