豪州の消費者心理が悪化、金利見通し不透明で 求人広告件数19カ月ぶり大幅減
豪州の消費者心理が悪化、金利見通し不透明で 求人広告件数19カ月ぶり大幅減
豪州10月の消費者信頼感は92.1と前回の95.4から悪化、今年4月以来の低水準に落ち込んだ。個人消費と住宅市場の回復を受け、将来の金利引き下げ見通しに対する疑念が再燃しているようだ。豪中銀は9月会合で第3四半期のインフレが予想以上に強まる可能性を警告した。
求人広告件数も大幅に減少した。9月に-3.3%と前回-0.3%から減少幅が拡大。3カ月連続で減少、2024年2月以来最大の落ち込みとなった。多くの小売業者はすでにクリスマスシーズンに向けて求人を出しているものの、昨年の同期比に比べてやや少ないようだ。

執筆者 : MINKABU PRESS
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