東京株式(前引け)=前日比630円高、ハイテク株高で4万円台乗せ
27日前引けの日経平均株価は前日比630円78銭高の4万215円36銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億3457万株、売買代金概算は2兆8029億円。値上がり銘柄数は1023、値下がり銘柄数は524、変わらずは72銘柄だった。
日経平均株価は大幅続伸。前日の米国市場でNYダウやナスダック指数が上昇した流れを受け、東京市場も買い先行でスタート。半導体関連などハイテク株を中心に買いが流入し、日経平均株価は取引時間中では1月27日以来、5カ月ぶりとなる4万円台を回復した。中東情勢への警戒感が後退したほか、トランプ米大統領が26日、中国と貿易に関する合意に署名したと述べたことも好感された。米相互関税の一時停止措置の7月9日の期限が延長される可能性が出ていることも買い要因となった。
個別銘柄では、ディスコ<6146>やレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が高く、ソフトバンクグループ<9984>が上昇。三菱重工業<7011>やIHI<7013>、フジクラ<5803>が値を上げた。トヨタ自動車<7203>も高い。半面、アドバンテスト<6857>が安く、みずほフィナンシャルグループ<8411>やニデック<6594>、すかいらーくホールディングス<3197>が値を下げた。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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