アジア株 総じて上昇、上海株や香港株は反発
東京時間17:45現在
香港ハンセン指数 24366.94(+204.07 +0.84%)
中国上海総合指数 3402.32(+17.50 +0.52%)
台湾加権指数 22470.10(+227.96 +1.02%)
韓国総合株価指数 2907.04(+35.19 +1.23%)
豪ASX200指数 8592.10(+4.91 +0.06%)
インドSENSEX30種 82512.25(+120.53 +0.15%)
11日のアジア株は総じて上昇。ロンドンで9日から開催された閣僚級による米中貿易協議は、先月スイスのジュネーブの協議で合意した内容を実行に移すことで合意したと報じられた。合意の詳細に関しては明らかになっていないものの、今後の米中貿易協議の進展への期待感などを好感して、アジア株はおおむね買い優勢で推移した。
上海総合指数は反発。保険大手の中国人寿保険、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網が買われる一方で、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、医薬品メーカーの四川百利天恒薬業が売られた。
香港ハンセン指数は反発。アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)、海上輸送会社の東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)が買われる一方で、食品メーカーの康師傅控股(ティンイー)、医薬品メーカーの石薬集団が売られた。
豪ASX200指数は小幅続伸。資源・鉱山会社のBHPグループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが買われる一方で、医薬品メーカーのCSL、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行が売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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