アジア株下落 香港株は大幅続落、米中貿易摩擦激化への警戒感が重石に
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 22778.45(-511.32 -2.20%)
中国上海総合指数 3347.49(休場)
台湾加権指数 21001.90(-345.40 -1.62%)
韓国総合株価指数 2690.81(-6.86 -0.25%)
豪ASX200指数 8415.40(-19.30 -0.23%)
インドSENSEX30種 80769.69(-681.32 -0.84%)
アジア株は売り優勢で推移している。トランプ米大統領が鉄鋼アルミニウムへの関税を25%から50%に引き上げると発表したことやトランプ氏がSNSで「中国が合意を破った」と批判したことから、トランプ関税へのリスク警戒感の高まりや米中貿易摩擦激化が警戒されている。
トランプ発言は二転三転するため、先行きの不透明感が市場の重石となっている。
香港株は売り圧力が高まり、大幅反落。不動産、医薬品、ネット関連株など幅広い銘柄が売られている。不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、医薬品メーカーの石薬集団、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)などが売られている。
台湾株も大幅続落。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)、電子機器の受託生産企業の鴻海精密工業などの下げが目立つ。
中国本土市場は端午節で中国市場は休場。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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