アジア株 概ね堅調、豪州株は続伸
東京時間17:49現在
香港ハンセン指数 22008.11(+36.15 +0.16%)
中国上海総合指数 3286.66(-1.76 -0.05%)
台湾加権指数 20232.63(+198.22 +0.99%)
韓国総合株価指数 2565.42(+16.56 +0.65%)
豪ASX200指数 8070.59(+73.54 +0.92%)
インドSENSEX30種 80404.56(+186.19 +0.23%)
29日のアジア株は、概ね堅調。週明けの米株式市場でダウ平均が小幅高となるなど、相場動向が安定していたことが安心感を与えた。台湾株はや豪州株が続伸している。香港株は小反発、上海株はほぼ横ばい推移も小幅続落だった。このあとのベッセント米財務長官会見や、トランプ米大統領の就任100日記念演説などが待たれている。
上海総合指数は小幅続落。ただ、上昇銘柄が下落銘柄のほぼ2倍となっており、相場のムードは底堅かった。電力株の楽山電力、浙能電力などの下げが目立った。銀行・保険株の成都銀行、厦門銀行、新華人寿保険も軟調。一方で、製薬関連の薬明康徳、華北製薬などが堅調。また、IT関連株、素材関連株、自動車株、不動産株など幅広く買われた。
香港ハンセン指数は小反発。銀行大手のHSBCホールディングス、医薬品関連のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジーなどが上昇を主導した。83銘柄中47銘柄が上昇、33名柄が下落した。EVのBYDやスポーツ用品の李寧(リーニン)が売られた。
豪ASX200指数は続伸。資源エネルギー、公益関連、IT関連株が上昇を主導。資源関連ではウッドサイド・エナジー、サントスル、アンポールなどが買われた。CBA、ウェストパック、NAB、ANZなど大手銀行株も堅調。一方、決算発表を控えてコールズとウールワースなど小売株は冴えなかった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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