円売り続く可能性、トランプ関税が日本経済に打撃 ドル円157円目指すとの予想も
円売り続く可能性、トランプ関税が日本経済に打撃 ドル円157円目指すとの予想も
今週は円が下落している、トランプ関税が日本経済に打撃との見方から円が売られているようだ。そこにパウエルFRB議長の議会証言や強い米CPIを受けたドル買いが加わり、ドル円は154円台後半まで上昇。
トランプ米大統領が本日中もしくは明日午前(米国時間)に相互関税を課す大統領令に署名する可能性があると述べており、日本も標的になる。石破首相は米国に日本を除外するよう要請したようだが、トランプ氏は却下すると海外勢は見ているようだ。
アナリストらは日銀理事発言や賃金統計を受けた日銀利上げ観測の高まりによる円ロングは解消され、トランプの相互関税警戒による円売りが続くと見ており、ドル円は155円台乗せから157円に向け上昇すると予想している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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