【本日の見通し】トランプ大統領の動きをにらみながらの展開
【本日の見通し】トランプ大統領の動きをにらみながらの展開
今週もトランプ大統領の動きをにらみながらの展開となりそう。週末には鉄鋼・アルミニウムへの関税を発表。また、日米首脳会談でも話題となった相互関税についての発表もあるとみられる。さらに先週は結局実施されなかった米中首脳会談が行われると、その結果次第で動きが出ると見込まれる。
経済指標としては12日の米消費者物価指数、14日の米小売売上高が注目される中で、週の初めはやや様子見ムードで始まりそう。
ドル円は151円台を中心に下方向を意識。リスク警戒の円買いドル買いが交錯する中で、日本の早期利上げ期待が円買いにつながっている。先週金曜日は150円93銭を付けたものの、すぐに151円台に戻した。次に150円台を付けると、レンジが切り下がる可能性。152円手前が重くなっており、上値の重さが意識されると150円トライは十分にありそう。
ユーロドルは鉄鋼、アルミへの関税を受けたドル高円高で1.02台に下げて始まった。この後も戻りが鈍くなる可能性。
ユーロ円はリスク警戒で先週金曜日の安値を割り込むところまで売りが出ている。リスク警戒の流れにこの後も注意。ドル円が下げてくるようだと、155円割れが視野に入ってくる。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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