ドル円153.50円台に下落、名目賃金30年ぶり高水準で日銀利上げ観測 日本はインフレの状態
ドル円153.50円台に下落、名目賃金30年ぶり高水準で日銀利上げ観測 日本はインフレの状態
円全面高、ドル円は153.57円付近まで下落、12月18日以来の安値をつけている。賃金の伸びや赤沢再生相の発言を受け日銀追加利上げ観測が高まっている。
12月の現金給与総額は+4.8%と前回の+3.9%から加速し1997年1月以来の高水準。実質賃金は+0.6%と予想外に増加し2カ月連続プラス、昨年6月以来の高水準となった。赤沢再生相は「インフレの状態という認識、植田総裁と齟齬ない」と発言した。植田日銀総裁はきのう「現在はデフレではなくインフレの状態にある」と述べていた。
一方、石破首相は「デフレではないが脱却できていない、今インフレと決めつけることはいたしません」と言っているが…
執筆者 : MINKABU PRESS
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