ドル円155円割れ寸前、日銀「タカ派」と市場は見る 植田総裁会見を前に円買い強まる
ドル円155円割れ寸前、日銀「タカ派」と市場は見る 植田総裁会見を前に円買い強まる
日銀会合受け円全面高、ドル円は一時155.01円まで下落した。トランプ氏が「中国に関税課すの避けたい」とコメントしたことでドルが下落していることも、ドル円の下げを加速させている。
日銀の資料で「見通しに概ね沿って推移」と「確度は高まってきている」の部分をわざわざ赤字で表記していることから、日銀が物価見通しに自信を深めていると市場は判断したようで追加利上げ観測が広がっている。コアCPIの25年度予想を従来から大幅に上方修正した。
ただ、植田日銀総裁がさらなる利上げに慎重な姿勢を示す「ハト派」な会見だった場合、ドル円は急反発する可能性があり15時半の会見は要注意。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。