【中銀チェック】日銀会合は利上げと据え置きで見通し分かれる
【中銀チェック】日銀会合は利上げと据え置きで見通し分かれる
2025年最初の日銀金融政策決定会合が23日、24日に開催されます。今回は展望レポートが発表される回にあたっています。
前回の会合などで春闘交渉の状況について言及したこともあって、1月の会合での利上げ見送りの可能性が意識されていましたが、14日に氷見野日銀副総裁が経済見通しが実現すれば利上げ、支店長会議でも全体に強めの意見多い、来週の会合で利上げを議論し判断などと発言。15日の植田日銀総裁も同様の姿勢を示したことで、利上げ期待が強まりました。短期金利で一時90%近くが利上げを見込む状況。その後も利上げ優勢です。ただ金融機関のアナリストなど、専門家による予想ではほぼ拮抗という状況で、利上げ据え置きどちらの可能性もあります。基本的に利上げ実施で円買い、見送りで円売りが見込まれます。
執筆者 : MINKABU PRESS
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