続伸、昨年8月以来の高値を更新=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=78.82(+2.25 +2.94%)
ニューヨーク原油の2025年2月限は続伸。米国がロシアの石油産業に対する追加制裁を発表し、供給不足懸念が強まっている。ロシア産原油を運ぶ影の船団が制裁対象に含まれており、これまでのような制裁回避が難しくなっているため、ロシア産原油の買い手であるインドや中国は別の売り手を見つける必要があるとみられている。世界最大の石油消費国である米国が引き続き寒波に見舞われており、暖房用の石油需要が堅調である可能性が高いことも支援要因。昨年からの需給タイト化が続いているとみられている。
時間外取引から2月限は堅調。通常取引開始後は79.27ドルまで上値を伸ばし、昨年8月以来の高値をつけた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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