豪州9月雇用統計は力強い内容、利下げ時期さらに遅れるか 雇用者数予想はるかに上回る増加
豪州9月雇用統計は力強い内容、利下げ時期さらに遅れるか 雇用者数予想はるかに上回る増加
豪州9月の雇用統計は力強い内容となった。雇用者数が6万4100人増と、市場予想の2万5000人増をはるかに上回った。失業率は4.1%と前回と変わらず。労働参加率は過去最高水準。今月末に発表される第3四半期CPIも強ければ豪中銀の利下げ開始は予想よりも遅れる可能性がある。
雇用統計を受け豪ドルが急伸、対ドルで0.4%上昇。豪ドル円は99.70円台から100.10円台まで上昇している。このあと11時からの中国当局の会見次第では豪ドルはさらに上昇する可能性がある。利下げ期待後退で豪州株は上げ幅をやや縮小している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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