アジア株 まちまち、上海株は大幅反落

アジア株　まちまち、上海株は大幅反落

東京時間17:38現在
香港ハンセン指数　　 20318.79（-774.08　-3.67%）
中国上海総合指数　 3201.29（-83.03　-2.53%）
台湾加権指数　　　　 23292.04（+316.75　+1.38%）
韓国総合株価指数　 2633.45（+10.16　+0.39%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 8318.37（+65.56　+0.79%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 81773.69（-199.36　-0.24%）

　１５日のアジア太平洋株式市場はまちまち。台湾株や韓国株、豪州株は前日の米株高などを背景に堅調な動きを見せた。豪州株は金融株や資源関連株などを中心に買いが広がった。上海株と香港株は大幅安。中国当局による景気刺激策への過度な期待感が後退したことで、売り優勢で推移した。
　　　
　中国大陸市場で上海総合指数は大幅反落。石油大手の中国石油天然気（ペトロチャイナ）、石炭エネルギー会社の中国神華能源（チャイナ・シェンファ・エナジー）、酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、電力会社の中国長江電力が売られた。
　　　
　香港ハンセン指数は大幅続落。ビール会社の華潤ビール（チャイナ・リソーシズ・ビール）、再生エネルギー製品メーカーの信義光能（シンイー・ソーラー）、自動車販売の中升控股（チョンサン・グループ・ホールディングス）、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業（チャイナ・モンニウ・デイリー）、オンライン生活関連サービス企業の美団（メイトゥアン）が売られた。
　　　
　豪ＡＳＸ２００指数は続伸。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、資源・鉱山会社のＢＨＰグループ、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、医療診断サービスのソニック・ヘルスケア、オーストラリア証券取引所が買われた。
　　　
MINKABU PRESS