米10年債利回り低下 12月の利下げ期待が復活=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:45)(日本時間06:45)
米2年債 3.499(-0.009)
米10年債 4.029(-0.035)
米30年債 4.673(-0.039)
期待インフレ率 2.227(-0.024)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で米10年債利回りは低下。12月のFRBの利下げ期待が復活している。先週末にFOMCで影響力のあるウィリアムズNY連銀総裁が12月利下げの可能性を示唆したことを引き続き材料視。
本日は、今年は投票権はないが、デーリー・サンフランシスコ連銀総裁も利下げへの支持を表明していた。短期金融市場では12月利下げの確率を85%まで再び高めている。10年債は4.03%台まで低下。
この日は2年債入札が実施され、最高落札利回りと発行日前利回り(WI)は同じだった。反応は限定的。
2-10年債の利回り格差は+53(前営業日:+55)。
*米2年債入札結果
最高落札利回り 3.849%(WI:3.849%)
応札倍率 2.68倍(前回:2.59倍)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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