アジア株 総じて上昇、上海株は急反落

東京時間18:11現在
香港ハンセン指数　　 20637.24（-289.55　-1.38%）
中国上海総合指数　 3258.86（-230.92　-6.62%）
台湾加権指数　　　　 22659.08（+47.69　+0.21%）
韓国総合株価指数　 2594.36（-16.02　-0.61%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 8187.38（+10.43　+0.13%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 81693.44（+58.63　+0.07%）

　９日のアジア株は総じて上昇。中国大陸市場や香港株を除くと、米株高を背景に堅調な動きとなった。ただ、原油価格が急落したことでエネルギーや素材関連株は売りに押された。上海株は急反落。前日まで１０日続伸しており、これまでの上昇の反動から利益確定の売りに押された。香港株は大幅続落。乱高下した後に最後は売りに押された。台湾株は小反発。米株高を受けてハイテク関連株中心に買われたものの、原油価格の急落を受けてエネルギー関連株を中心に売られた。韓国市場は休場。
　　　
　上海総合指数は急反落。酒造会社の貴州茅臺酒、石油大手の中国石油天然気（ペトロチャイナ）、石炭エネルギー会社の中国神華能源（チャイナ・シェンファ・エナジー）、保険大手の中国人寿保険、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、通信会社の中国電信（チャイナ・テレコム）、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬（ジャンスー・ハンルイ・メディシン）が売られた。
　　　
　香港ハンセン指数は大幅続落。複合企業の中国中信（シティック）、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、医薬品メーカーの薬明生物技術（ウーシー・バイオロジクス）、ガラス製品メーカーの信義玻璃控股（信義ガラス）、医薬品メーカーの石薬集団が売られた。
　　　
　豪ＡＳＸ２００指数は小反発。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが買われる一方で、資源・鉱山会社のＢＨＰグループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、産金会社のノーザンスター・リソーシズが売られた。