ドル円は雇用統計を前に調整進む=東京為替概況
ドル円は雇用統計を前に調整進む=東京為替概況
昨日は147円台を何度かつけるなどドル高円安が優勢となった。その流れを受けて146円台後半でスタートしたドル円は、上値の重い展開が見られた。大きな材料が出たというよりも、今晩の米雇用統計を前に行き過ぎた動きに警戒感が出た形。147円台の維持が出来ず、短期のドル買いに対する調整が入ったとみられる。
ドル円は145円92銭まで一時売りが出た。米雇用統計は非農業部門雇用者数が前回から小幅に伸び拡大見込みとなっているが、水準的には厳しい数字となっている。関連指標は昨日のISM非製造業が強かったものの、1日の同製造業が弱く出るなど、まちまちであり、事前にどちらかに傾けにくい状況となっている。
ユーロ円はドル円同様に上値から調整。朝は162円台を付けており162.14を付ける場面が見られたが、その後161.01円まで下げている。
ユーロドルは1.10台前半での推移。朝から15ポイントのレンジと米雇用統計待ちで様子見ムードが広がっている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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