【本日の見通し】神経質な動きか
【本日の見通し】神経質な動きか
現地時間で本日(日本時間で明日午前10時から)の大統領選候補者討論会を意識する展開となっている。上下ともに一方向の動きになりにくいが、動き自体はやや軽くなっており、神経質な上下動になる可能性がある。
現状でトランプVSハリスの情勢は互角となっており、討論会の結果次第での動きが見込まれる。短期的にはトランプ優勢でドル高(反動でハリス優勢でドル安)と言われており、討論会での流れ次第でどちらかの動きが強まる可能性がある。実際の両者の政策による影響はともかく、トランプ氏の施策による米インフレの進行見通しを短期的には重視する姿勢が見られる。
今日のドル円は日本時間では明日の討論会を前に142円台半ばから143円台半ばを中心とした動きが見込まれる。
ユーロドルは加えて木曜日のECB理事会を意識する動き。1.1000を割り込んでどんどん売りに回るほどの勢いはないと見ているが、上値では売りが出そう。
ユーロ円はドル円の動きに準じた動きか。昨日反発を見せた米株に再び売りが出ることでリスク警戒が強まり157円台半ばをしっかり割り込むようだと、いったん売りが強まりそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
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執筆者 : MINKABU PRESS
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