反発、EIA週報が需給タイト化を示唆=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=82.10(+0.69 +0.85%)
ニューヨーク原油の期近は反発。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油やガソリンの在庫が減少し、季節的な需給の引き締まりが見られることが相場を押し上げた。弱含んでいた製油所稼働率は95.4%まで上昇し、今年の最高水準に並んだ。ガソリン需要の4週間移動平均は929万4000バレルまで増加し、今夏に入って前年同時期の水準を初めて上回った。
時間外取引で8月限は80.81ドルまで軟化する場面はあったが売りは続かず、前日終値を挟んだ推移となった。通常取引開始後は堅調に推移し、82.66ドルまで上昇。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。