東京株式(寄り付き)=反落、米CPI控え持ち高調整の売り先行
10日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比190円安の3万9582円と反落。
前日の欧州株市場はドイツやフランスなど主要国の株価指数が総じて軟調な値動きだったが、米国株市場では様子見ムードのなか主要株価3指数が高安まちまちの展開だった。日本時間今晩に発表される3月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの思惑から積極的な売り買いは見送られたが、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに朝方は高く始まったが、マイナス圏で推移する時間帯が長かった。東京市場でも米株市場の地合いを引き継ぐ可能性がある。今週に入り日経平均が2営業日で800円近い上昇を示したこともあり、きょうは米CPI発表を目前に持ち高調整の売りが先行している。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。