【本日の見通し】方向性探る展開続く
【本日の見通し】方向性探る展開続く
ドル円は方向性を探る展開。日銀の早期マイナス金利解除期待が継続も、一時の3月で確定的との思惑が少し後退して円売りを誘っている。米CPIは強かったが、スーパーコアの鈍化を受けて利下げ開始を遅らせるほどの材料ではないとの意識もあり、6月利下げ開始期待が継続している。
148円台での買いに少し慎重も、下がると買いが出る流れとなっており、ドル円は147円台でのレンジ取引を中心に次の方向性を探る展開が見込まれる。
ユーロドルは1.09台半ばでの推移。1.10ドルまでは売りが入っていると見られ、動き自体はゆっくりであるが、流れは上方向に見える。
ユーロ円は162円トライにやや慎重も、昨日東京午後からの上昇で161円90銭台を付けた後、押し目がしっかりとしており、こちらも上方向か。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。