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マイクロソフト、上昇して通常取引が始まる クラウド部門の伸びに物足りなさも指摘=米国株個別

株式 

 マイクロソフト<MSFT>が上昇して通常取引が始まっている。前日引け後に10-12月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。人工知能(AI)の新製品への関心がクラウド・コンピューティングへの新たな支出を促した。「アジュール」の売上高は30%増加。前四半期の29%増や予想の28%増を上回る伸びとなった。

 好決算ではあったものの時間外で株価は軟調に推移していた。クラウド部門のより大きな成長を期待していた投資家にとっては物足りない内容であったようだ。アナリストは今回の決算について概ね好意的で、好調が続くと予想しているが、決算に先立って期待感が高まっていたことを指摘している。「投資家は、アジュールの成長の6%をけん引した生成AIの貢献の大きさと、アジュールのコアベースの成長鈍化を天秤にかけているようだ」とのコメントも出ていた。

 ナデラCEOはオープンAIと提携することで、同社をAI大国に変えると宣言している。第2四半期はAIを組み込んだ企業向けオフィス・ソフトウェアのリリースにより、こうした取り組みに弾みがついた。企業顧客がオープンAIのテクノロジーを使って独自のAIアプリケーションを構築できるようにするクラウド・サービスも、アジュールの需要を後押しした。

 フッドCFOはアジュールの成長率はAIサービスの需要によって6%押し上げられたと述べた。AI製品への関心は、顧客がストレージやコンピューティング・パワーといった基本的なサービスにマイクロソフトをより多く使うことにもつながると述べている。

 一方、もう一つ注目のXboxのコンテンツとサービスの売上高は61%急増。Xbox事業を強化するために10月に買収が完了したアクティビジョン・ブリザード社を含む初の四半期業績となった。同社は買収した事業を統合し、ゲーム部門の売上高の伸びを急拡大させようとしている。

(10-12月・第2四半期)
・1株利益:2.93ドル(予想:2.78ドル)
・売上高:620.2億ドル(予想:611.4億ドル)
   インテリジェント・クラウド:258.8億ドル(予想:252.9億ドル)
   プロダクティビティー&ビジネスプロセス:192.5億ドル(予想:190.3億ドル)
   モア・パーソナル:168.9億ドル(予想:168.0億ドル)
・クラウド売上高:337億ドル(予想:322.1億ドル)
・営業利益:270.3ドル

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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