中国証券監督管理委員会 株価操作や異常取引の監視を強化へ 資金流出を食い止めようと必死
中国証券監督管理委員会 株価操作や異常取引の監視を強化へ 資金流出を食い止めようと必死
中国証券監督管理委員は投資家の取引行動の監視を強化すると発表した。異常な取引、株価操作、その他の違反を厳しく取り締まる。資本市場における金融詐欺と闘う姿勢を示した。
当局は中国市場からの資金流出を何が何でも食い止めようと必死になっている。機関投資家に対し株を売却しないよう指示したり、証券会社が投資家の空売りを禁止するなどしている。さらには昨日、41兆円規模の株価下支え策を検討していると報じられており、当局の必死さが伝わってくる。
ただ、これらの措置は株価下落を止める効果はあるかもしれないが、経済自体が回復に向かうことを意味してはいない。そのため、投資家が中国市場に帰ってくることはないだろう。

執筆者 : MINKABU PRESS
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