テスラ、マスクCEOが同社株の保有拡大を選択する可能性を示唆=米国株個別
(NY時間09:35)(日本時間23:35)
テスラ<TSLA> 212.34(-6.55 -2.99%)
テスラ<TSLA>が下落。マスクCEOが「自らが25%の議決権を持たないのなら同社以外で人工知能(AI)製品を手掛けたい」との考えを明らかにし、テスラ株の保有拡大を選択する可能性を示唆した。同CEOは現在、12%強のテスラ株を保有している。
同社はヒト型汎用ロボット「オプティマス」の開発を進めており、先月には第2世代を紹介する動画を投稿した。さらにスーパーコンピューター「Dojo」事業にも10億ドル余りを投資。Dojoは自社の自動運転システムを支える機械学習モデルの訓練用に作られたもので、同社の時価総額を最大5000億ドル高める可能性があるとの推定もアナリストから出ている。
ただ、株価はネガティブな反応。マスクCEOはすでにXのほか、スペースXでもCEOを務めており、リーダーシップへの懸念も高まっている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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