リフトが下落 内部関係者の株売却やアナリストが「売り」に引き下げ=米国株個別
(NY時間09:42)(日本時間23:42)
リフト<LYFT> 15.09(-0.45 -2.91%)
ライドシェアリングのリフト<LYFT>が下落。内部関係者の株売却やアナリストが投資判断を「売り」に引き下げたことが嫌気されている。内部関係者の株売却については、カプラル最高会計責任者が12月26日に1万8581株を、1株15.26ドル、総額28万3000ドルで売却した。
一方、アナリストはドライバーの運転経費の伸びがドライバーの利益の伸びを上回っており、同社がさらに乗車率を上げる余地は限られていると指摘。また、バイクシェアリング事業が収益の足を引っ張っており、同社のそれに対処する道筋が当面ないとも指摘している。
ライバルのウーバー<UBER>とは異なり、同社の市場でのポジションは小さく、クロスセルの機会も小さいため、旅行の回復が正常化するにつれて収益の伸びは制限される可能性があるという。
なお、目標株価については従来の11.7ドルから13ドルに引き上げた。前日終根よりも低い水準。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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