続伸、FOMC後の買い戻しが継続=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=71.58(+2.11 +3.04%)
ニューヨーク原油は続伸。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げ停止や来年の利下げ開始が示唆されたことが引き続き買い戻しを誘った。連日で米国債利回りが低下しており、金利負担の低下が世界最大の石油消費国の需要を下支えする見通し。ただ、政策金利の据え置きを発表した欧州中央銀行(ECB)や英中銀(BOE)はタカ派的な態度を維持し、利下げ開始を示唆することはなかった。
時間外取引で1月限は堅調。通常取引開始後は72.46ドルまで上値を伸ばした。ただ、引けにかけてはやや押し戻された。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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