シティグループが上昇 経営陣のコスト面へ言及を評価=米国株個別
(NY時間11:52)(日本時間01:52)
シティグループ<C> 48.72(+2.02 +4.33%)
シティグループ<C>が商いを伴って上昇。取引開始前に証券会社主催の投資家説明会を開催していたが、第4四半期のトレーディング部門の20%減収の可能性を示唆していた。これが伝わった直後は時間外で売りが強まっていたが、その後は逆に買いが強まっている。
アナリストからはコスト面の見通しへの評価が出ており、「目先のガイダンスは予想よりも弱かったが、2024年の中核的費用は前年比で減少するはずだ」と述べている。また、経営陣は中期的なコストに関しても言及していたが、「複数年に渡るコストストーリーの可能性は株価を支援するはずだ」とも述べた。
別のアナリストからは、同銀は第4四半期に5億ドル規模の自社株買いを実施するだろうとの見通しも出ていた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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