エネルギー株が軟調 OPECプラスの会合延期で原油急落=米国株個別
(NY時間11:09)
エクソンモービル<XOM> 103.30(-1.16 -1.11%)
シェブロン<CVX> 142.98(-1.06 -0.74%)
SLB<SLB> 52.00(-0.73 -1.38%)
オキシデンタル<OXY> 59.94(-0.81 -1.33%)
マラソン・オイル<MRO> 24.94(-0.38 -1.48%)
ハリバートン<HAL> 37.54(-0.67 -1.75%)
きょうはエネルギー株が軟調に推移している。原油相場が急反落しており、WTIは一時72ドル台まで急落する中で、関連株にも売りが広がっている。26日に予定されていたOPECプラスの会合が来週に延期とのニュースが原油相場を圧迫。サウジが他のメンバー国の生産水準に不満を表明し、交渉が難航しているという。閣僚会合は30日に開かれる見通し。
7月以降、日量100万バレルの追加減産を実施しているサウジが他のメンバー国と生産水準について厳しい交渉を続けているという。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。来年の見通しは一段と弱く、OPECプラスが現在の政策を維持すれば、上期には供給超過になると見込まれる。
サウジは日量100万バレルの自主的減産を来年1-3月期末まで延長すると広く見込まれている。だが、他のメンバー国が供給削減に一層の協力をしない場合、サウジは減産を取り下げる可能性があるとの指摘も出ているようだ。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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