反発も高値から押し戻される、FRB議長の発言が重し=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=75.74(+0.41 +0.54%)
ニューヨーク原油は反発。今週にかけての急落を背景に反動高となった。ただ、来年以降の米景気見通しが不透明であると認識されているなかで、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「適切な場合の追加利上げを躊躇せず」、「2%インフレ達成へのスタンスに到達したと確信を得ず」などと述べ、タカ派寄りだったことが重しとなった。高値から押し戻されて引けている。
時間外取引で12月限は堅調に推移し、通常取引序盤には77.16ドルまで上値を伸ばした。ただ、買い戻しが一巡すると高値から離れた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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