反発、イスラエル戦時内閣はガザ侵攻時期を決定=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=85.39(+1.65 +1.97%)
ニューヨーク原油は反発。イスラエル軍によるパレスチナのガザ地区への空爆が続いているなか、ネタニヤフ・イスラエル首相がガザ地区への地上侵攻の時期を決定したと述べたことから、中東情勢のさらなる緊迫化が警戒された。同首相は「作戦の時期は、戦時内閣と参謀総長の全会一致で決定された」とも語ったが、詳細は明らかにされていない。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫は増加したものの、反応は一時的だった。
時間外取引で12月限は前日終値付近でもみ合った。通常取引開始後は売りが強まると82.08ドルまで下落。ただ、下げは続かずプラス圏へ浮上すると、85.56ドルまで上値を伸ばした。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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