太陽光関連株に買い強まる フランスが太陽光発電を前例のない規模に増強する計画＝米国株個別

（NY時間12:28）
サンパワー＜SPWR＞　5.91（+0.73　+14.00%）
サンラン＜RUN＞　11.62（+1.12　+10.67%）
エンフェーズ＜ENPH＞　126.98（+7.23　+6.03%）
ファースト・ソーラー＜FSLR＞　151.78（+7.98　+5.55%）
アレイ＜ARRY＞　20.64（+1.30　+6.70%）

　サンパワー＜SPWR＞やサンラン＜RUN＞など太陽光関連株に買いが強まっている。フランスが国内の太陽光発電の容量を２０３５年までに現在の１ギガワットから７５－１００ギガワットに増強する計画を発表したことが材料視されている。

　フランスは２０５０年までにカーボンニュートラルを実現するため、２０３５年までに再生可能エネルギーの容量を２倍以上にし、前例のない量の太陽光発電と風力発電を実用化することを目指している。

　再生可能エネルギーは昨年、フランスの消費量の２１％を占めたが、ＥＵの目標を遵守するために１０年後までにこれを倍増させることを目標としている。この移行には、毎年数百億ユーロの追加的な公共投資と民間投資が必要であり、風力タービンや太陽光発電所などを地元に受け入れてもらうための活動も必要となる。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美