ダウ平均、午後に入って一時軟調も買い戻し=米国株午後
ダウ平均、午後に入って一時軟調も買い戻し=米国株午後
マイナス圏から始まった後、いったんプラス圏での推移が続いたダウ平均株価は、午後に入って再びマイナスに転じ、高値から170ドル超の下げとなった。しかし、引けを前に買い戻しの動きが広がり、プラス圏を回復。上下ともに動きにくい展開となっている。
前日比は、ダウ工業株30種平均が54.12ドル高の3万4124.54ドル、ナスダック総合指数が56.50高の1万3280.49。
米債利回りの低下が午前の株を支えたものの、週末を前に上値トライに慎重姿勢が見られ、その後の売りを誘った。下がったところでは買いが出るなど、一方向の動きにはならず。
朝は強かったハイテク株に利益確定売りのが入り、GAFA関連など新興ハイテクにも売りが出る中で、全般に勢いを失う展開。
ダウ平均採用銘柄では、ユナイテッドヘルスが堅調。NY原油の堅調さを受けた石油メジャーのシェブロンなども買われた。朝から弱さを見せるダウインク、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが午後も軟調。ディズニーも弱い。
新興ハイテクはAMDなどが上げ幅を大きく縮めた。テスラが大幅安。メタ、エヌビディアなどは堅調。
その他では自社株買いを発表し朝から強いアンテリックスが強い。ストライキ関連では交渉の前進が報じられたフォードが堅調、交渉が難航しているGMがマイナス圏。
フォード・モーター<F> 12.52(+0.32 +2.58%)
ゼネラル・モーターズ<GM> 32.60(-0.11 -0.34%)
ウエスタンデジタル<WDC> 45.24(+0.80 +1.79%)
アンテリックス<ATEX> 33.75(+4.07 +13.71%)
スコラスティック<SCHL> 33.78(-5.17 -13.27%)
アップル<AAPL> 175.76(+1.83 +1.05%)
テスラ<TSLA> 246.97(-8.73 -3.41%)
メタ・プラットフォームズ<META> 301.89(+6.16 +2.08%)
AMD<AMD> 96.58(+0.47 +0.49%)
エヌビディア<NVDA> 417.94(+7.77 +1.89%)
ユナイテッドヘルス<UNH> 508.16(+7.02 +1.40%)
マクドナルド<MCD> 273.17(+1.95 +0.72%)
ディズニー<DIS> 81.78(-0.95 -1.15%)
ダウ・インク<DOW> 50.34(-0.66 -1.29%)
シェブロン<CVX> 166.83(+1.64 +0.99%)
ウォルグリーン<WBA> 21.23(-0.22 -1.02%)
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。