ダウ平均は反落 明日のFOMCを前に原油高を警戒=米国株前半
NY株式19日(NY時間12:50)
ダウ平均 34325.68(-298.62 -0.86%)
ナスダック 13595.48(-114.76 -0.84%)
CME日経平均先物 33015(大証終比:-25 -0.08%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。一時312ドル安まで下落する場面が見られた。明日のFOMCを前に市場は、原油高が金融政策の見通しに与える影響を見極めようとしている。本日のWTIは一時93ドル台後半まで上昇し、インフレや米個人消費への影響が不安視されている。
原油高騰とFRBのタカ派姿勢継続の強調により、米経済がソフトランディングを達成できるという楽観的な見方が抑制されるのではとの警戒感で株式市場は方向感に苦しんでいるようだ。政府機関閉鎖や全米自動車労組(UAW)のストライキといったリスクも目の前にあり、状況はさらに混迷を深めている。
これを受けて米国債利回りも上昇が続いており、IT・ハイテク株は売りが続いている。
市場からは「今週、FOMC委員らは金利は据え置くもののタカ派姿勢を選択することは間違いない」といった声や、「先週のフローは投資家がIT・ハイテク株のさらなる下落を予想していることを示唆している」といった見方も出ていた。
株式市場は景気循環の鈍化という現実から切り離されており、実質金利と資本コストはより制限的な領域に入っているという。
アップル<AAPL> 177.94(-0.03 -0.02%)
マイクロソフト<MSFT> 325.80(-3.26 -0.99%)
アマゾン<AMZN> 136.29(-3.69 -2.64%)
アルファベットC<GOOG> 137.67(-1.29 -0.93%)
テスラ<TSLA> 264.14(-1.15 -0.43%)
メタ・プラットフォームズ<META> 301.48(-1.07 -0.35%)
AMD<AMD> 101.51(-0.86 -0.84%)
エヌビディア<NVDA> 432.29(-7.38 -1.68%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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