続伸、堅調な中国経済指標を手がかりに一段高=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=90.77(+0.61 +0.68%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。堅調な需要と石油輸出国機構(OPEC)プラスの供給制限を背景として、供給不足が続く見通しであることが相場をさらに押し上げた。8月の中国経済指標は強く、景気減速懸念が後退したことも支援要因。8月の中国の石油精製量は日量1523万バレルと過去最高水準を塗り替えた。
時間外取引で10月限は91.15ドルまで上昇し、昨年11月以来の高値を更新したものの、利益確定の売りが優勢になると通常取引開始を控えて上げ幅を削った。通常取引序盤には89.22ドルまで一時急落。ただ、押し目買い意欲が強く、その後は再び買いが優勢となり、91.16ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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