続伸、供給不足による米原油在庫の減少継続を想定=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=87.54(+0.85 +0.98%)
ニューヨーク原油は続伸。世界的に堅調な需要と、限定的な供給を背景に供給不足が続く見通しであることが相場を押し上げた。サウジアラビアやロシアなど主要な産油国は自主的な供給制限を年内継続することを発表している。今週の米週間石油在庫統計でも、原油在庫の取り崩しが想定されていることも支援要因。
時間外取引で10月限は85.93ドルまで軟化したが、通常取引序盤にかけては下げ幅を消した。通常取引前半は前日終値を挟んで上下。その後、買いが優勢になると88.08ドルまで上げた。ただ、前日高値である88.07ドルが抵抗となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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