ビクトリアズ・シークレットが決算受け上昇 冴えない決算も下半期の回復への期待が指摘される=米国株個別
女性向けランジェリーのビクトリアズ・シークレット<VSCO>が上昇。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益および売上高は予想を下回った。
同社は声明で「第1四半期に引き続き、第2四半期の売上げ実績は北米の店舗およびデジタル市場全体において特に厳しいものとなり、ヴィクトリアズ・シークレットとPINKの両事業に影響を与えまた」と述べた。
ただ、株価は上昇。アナリストが下半期に堅調な売上げ改善の可能性があると指摘した。「主要なイニシアチブの展開により、第4四半期に売上げが著しく改善する可能性があるとし、アイコンブラジャーの発売、ピンクブランドの刷新、新しいロイヤルティプログラムに注目している」と述べている。「利益も下半期は、在庫のスリム化と運賃・投入コストの低下により改善する可能性がある」とも付け加えている。
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:-11%
店舗での既存店売上高:-14%
・1株利益(調整後):0.24ドル(予想:0.26ドル)
・売上高:14.3億ドル(予想:14.4億ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株損益(調整後):-0.70~-1.00ドル
・売上高:1桁台前半から半ばの減収
(NY時間15:03)
ビクトリアズ・シークレット<VSCO> 19.27(+1.33 +7.39%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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