ダラー・ゼネラルが決算受け大幅安 通期見通しを全体的に下方修正=米国株個別
ディスカウントストアのダラー・ゼネラル<DG>が大幅安。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想外の減収となったほか、1株利益も予想を下回った。ガイダンスでも通期見通しを全体的に下方修正している。既存店売上高は減収の可能性も織り込んだ。
声明では「戦略的行動と投資により、下半期に最大1億7000万ドルの営業利益の逆風を見込んでいる。在庫削減努力のペースを加速させるための一定の措置を講じるとともに、労働力など対象分野への追加投資を行っている」と述べた。今回のガイダンスには、これらの戦略的措置と投資、および販売動向の軟化と在庫圧縮の増加を反映させたとしている。
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:-0.1%(予想:+0.9%)
・1株利益(調整後):2.13ドル(予想:2.45ドル)
・売上高:98.0億ドル(予想:99.1億ドル)
・粗利益率(調整後):31.1%(予想:31.7%)
(通期見通し)
・既存店売上高:-1~+1%(従来:1~2%)(予想:1.3%)
・1株利益:7.10~8.30ドル(予想:10.0ドル)
・売上高:1.3~3.3%増(従来:3.5~5.0%増)
【企業概要】
米国において消耗品、季節商品、家庭用品、アパレルなど様々な商品を提供しているディスカウントの小売ストアチェーン。
(NY時間09:43)
ダラー・ゼネラル<DG> 132.30(-25.36 -16.09%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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