続伸、製品の供給ひっ迫見通しが支援要因に=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=79.83(+0.78 +0.99%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。ディーゼル燃料など製品価格の上昇が原油相場を押し上げた。留出油やガソリンなど米国内の製品在庫は低水準で推移しており、夏場が終了した後の定期改修シーズンが迫っていることが供給不足を警戒させた。米ルイジアナ州ガリ―ビルのマラソン・ペトロリアムの製油所で火災が発生したことも供給ひっ迫を意識させた。この製油所の精油能力は日量59万6000バレルと大規模。
時間外取引で10月限は堅調。通常取引序盤には80.45ドルまで上値を伸ばした。その後、78.14ドルまで売りが強まる場面はあったが、マイナス圏での推移は一時的。引けにかけては再び買いが優勢となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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