イートンが決算受け上昇 米国内や航空宇宙、自動車が堅調=米国株個別
工作機械のイートン<ETN>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。米国内や航空宇宙、自動車が堅調だった。また、第3四半期も予想を上回る見通しを示している。
同社は声明で「市場全体の需要は引き続き堅調で、受注残は記録的な水準に達している。北米と欧州における再工業化や、電化、エネルギー転換、デジタル化といった持続的な成長ドライバーを活用するための体制が整っていることを確信している」と述べた。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):2.21ドル(予想:2.11ドル)
・売上高:58.7億ドル(予想:57.7億ドル)
エレクトリカル米国:25.4億ドル(予想:24.4億ドル)
エレクトリカル・グローバル:15.7億ドル(予想:16.1億ドル)
航空宇宙:8.48億ドル(予想:8.24億ドル)
自動車:7.51億ドル(予想:7.41億ドル)
eモビリティ:1.61億ドル(予想:1.66億ドル)
・営業利益:12.6億ドル(予想:12.0億ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):2.27~2.37ドル(予想:2.23ドル)
・既存事業売上高:9~11%(予想:7.8%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):8.65~8.85ドル(従来:8.30~8.50ドル)(予想:8.47ドル)
(NY時間11:00)
イートン<ETN> 213.99(+8.67 +4.22%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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