東京株式(寄り付き)=続落、日銀決定会合を控え様子見ムード
27日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比144円安の3万2523円と続落。
前日の米国株市場ではNYダウが13日続伸し、36年半ぶりに過去最長の連騰記録に並んだ。ただ、上げ幅は限定的でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落した。FOMCでは事前予想通り0.25%の利上げを決定したが、マーケットは次回の9月会合での利上げ休止に期待する買いが景気敏感株に流入した。FOMCを波乱なく通過したことは東京市場にとってもポジティブながら、外国為替市場でドル安・円高に振れていることは輸出セクター中心に向かい風となっている。あすの日銀金融政策決定会合の内容を見極めたいとの思惑も様子見ムードを助長している。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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