続伸、供給不足見通しやテクニカル的な買いで約3ヶ月ぶりの高値に=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=78.74(+1.67 +2.17%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は1.62から1.67ドル高。その他の限月は0.37から1.57ドル高。
夏場の需要拡大や主要産油国の生産調整を背景に需給が引き締まっていく見通しであることが相場を押し上げた。サウジアラビアが9月以降も日量100万バレルの自主減産を継続すると、供給不足がさらに強まる可能性がある。抵抗となっていた200日移動平均線を上抜いたことも上げを後押しした。
時間外取引で9月限は上昇。通常取引開始後は79.28ドルまで上げ幅を拡大し、中心限月として4月19日以来の高値を更新した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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