【直前まとめ】非農業部門雇用者数+23万人前後見通し 堅調さを維持か=米雇用統計
【直前まとめ】非農業部門雇用者数+23万人前後見通し 堅調さを維持か=米雇用統計
本日21時半に6月の米雇用統計が発表される。市場予想は非農業部門雇用者数が+23.0万人前後と、5月の+33.9万人から伸びが鈍化する見込み。失業率は3.6%と5月の3.7%から0.1%低下見込み。
前回はこのところの雇用増を支える対事業所サービスが+6.4万人、教育・医療サービスが+9.7万人、娯楽・接客業が+4.8万人と力強い伸びを維持した。今回もこれらの部門は堅調さが期待されている。その他では商業・運輸・公益事業部門の中の運輸・倉庫業が+2.4万人、小売業が+1.2万人と堅調な伸びを示しました。景気に比較的敏感な業種であり、好印象を与えています。弱かったのは情報業の-0.9万人。昨年後半からGAFAを含むICT関連のリストラの話題を何度も見かけました。まだ状況は厳しいようです。
関連指標を見ると、週間ベースの新規失業保険申請件数は、基準日12日を含む週の比較で、5月の22.5万件から6月は26.5万件と悪化しました。
3日のISM製造業景気指数は5月の46.9から改善見込みに反して46.0に悪化。雇用部門も51.4から48.1に3.3ポイント悪化しました。
昨日発表されたISM非製造業景気指数は5月の50.3から53.9に改善。予想を超える改善幅となりました。雇用部門も前回の50割れから53.1まで大きく改善しています。
また、昨日発表されたADP全米雇用レポートは前月比+49.7万人と、予想の+24万人前後をはるかに超える強い結果となった。一方JOLTS求人件数は予想に届かない982.4万人に留まっている。
関連指標はまちまちながら、前回までの動向なども合わせて、予想程度の伸びは十分にありそう。前回が強すぎただけに非農業部門雇用者数の23万人増は弱く見えますが、水準的にはかなりしっかりした伸びであり、予想前後でも年内複数回利上げ期待を大きく後退させる可能性はそれほど高くない。ただ昨日のADPとISM非製造業が強すぎた分、直前で期待が先行するようだと要注意。
執筆者 : MINKABU PRESS
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