反発、中国の石油精製量の拡大やドル安で=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=70.62(+2.35 +3.44%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は2.35ドル高。その他の限月は1.13~2.36ドル高。
5月の中国の石油精製量が前年比15.4%増の日量1460万バレルと過去2番目の高水準となったことが買い戻しを誘った。ゼロコロナ政策が解除された後の中国経済の回復の弱さが意識されているものの、石油需要は旺盛。ドル安が強まったことも支援要因。ドルインデックスは約1ヶ月ぶりの安値をつけた。
時間外取引で7月限は67.97ドルまで軟化したものの、マイナス圏での推移は一時的。買い戻しが強まると通常取引開始後には70.96ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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