スナップが上昇 バイデン政権がTiktokの株式売却を強く要求と伝わる=米国株個別
スナップ<SNAP>が上昇。バイデン政権がTiktokを保有する中国のバイトダンス社に対して株式売却を強く要求していると伝わった。売却しなければ、米国内で同アプリの使用を禁止する可能性があるという。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として伝えた。
バイデン政権は一部の共和党議員から、TikTokの安全保障上の脅威に対処するために十分な強硬姿勢をとっていないと非難を受けていた。そのような中、政権の方針が大きく転換されたことになるという。
米外国投資委員会が、国境を越えた投資における安全保障上のリスクを監督する複数の省庁からなるタスクフォースで、売却要求を迫ったとも伝えている。
バイトダンス社の株式の60%は世界の投資家、20%は従業員、20%は創業者が所有している。しかし、創業者の株式はIT企業でよくある、圧倒的な議決権がある多議決権種類株となっている。
(NY時間09:47)
スナップ<SNAP> 10.93(+0.59 +5.70%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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